さて、土地も調査済み、設計図まで手に入れた私。
次なるミッションは、いよいよ旦那へ相談です。
うちの旦那、基本的に借金が大嫌い。
言った時の反応が目に浮かぶ。車を買う時も一苦労だった。家となると・・・
(ところで旦那はうちの実家にお世話になっていることが肩身が狭いという……
そのわりに、うちの実家のソファは毎晩独占(3人掛けのソファーに足を延ばして横になっている状態)
しかも誰よりもリラックスして、うたた寝までしてる(いびきで分かる)
あの光景を見ると「ほんとに肩身狭いの?」とツッコミたくなるのはさておき)
旦那に言えずモヤモヤしていた私は、ついに実母に相談。
実母は昔から私の意見に基本賛成してくれます。
「いいと思う。子供たち大きくなったら部屋いるよね」
そして・・・お母さん、ごめんなさい。卑怯ながら
「お母さんがね、そろそろ家建てたら?って言ってたよ」と、
あくまでも母に言われてしまって仕方ない体でさりげなく切り出してみた。
しかし旦那、即答。「は?無理やろ。」(この時点でかなり機嫌悪い)
終了。
諦めきれず、旦那の“親孝行スイッチ”を押す作戦に切り替えました。
「旦那くんの実家の近くに家建てん?年取ってきたら近くがいいけど、一緒には暮らしたくないし。
ばあちゃんちの土地良くない?」と軽く誘ってみたら、
「あの車庫?狭いやろ!無理やろ」……逆鱗(しかも人の土地狙って図々しい人扱い。)
そして極めつけは、私の口からこぼれた一言。「もう設計までしてる。」と打ち合わせ資料を差し出す。
旦那、沈黙。「は?相談もなしに勝手なことを・・・」(険悪)
——アウト。完全にアウト。
やっぱりそうなるよね・・・と、私は、例の優しい営業マンに(断る方向で)相談。
すると「僕が説得に行きます。『旦那さんの立場なら簡単に”はい。買います”とは言えませんよ。』
一緒に不安をひとつずつ解消していきましょう。」と。
ハウスメーカーは車で1時間以上かかります。さすがに旦那もそこまで言うならと
営業マンの言うことには耳を傾けていました。
支払いのことや土地の広さの件など旦那と話してくれて、
ようやく前向きに検討してくれるようになりました。
さすが営業マンですね!
こうして私は、営業マン+実母+実父+旦那の4人を味方につけました。
次なるミッションは、いよいよラスボス=義父母問題。
はい、忘れてましたよね。
建てようとしてる土地、義父母の土地ではなく義祖父母の土地。
つまり名義が義父ではない。
しかもその相続をめぐって、義父とその兄弟たちが絶縁状態という、なんともいえない関係。
決して義父がお金に関して揉めたわけではありません。
義父祖母が亡くなる直前に兄弟が、ずっと献身的に世話をしてきた義母の悪口を吹き込んだことが
義父は許せなかったみたいです。
だから自分は相続しないから好きにしてくれ!関わらないから。という具合です。
つまり、もしそこに家を建てるなら——
義父は兄弟たちに「勝手にしろ!」といったことを撤回せざるを得なくなる。
そして頭を下げて放棄のサインをお願いすることになる。
……そんなの、できるわけがない。
◆そして、ふたたび白紙へ。
その頃から、義父の私への態度も少しずつ変化。
気づけば計画は白紙に逆戻り。
つづく。

