義実家の壁を越えて

時間が経てば経つほど、義実家に行きづらくなる。
あれだけ毎週のように通っていたのに、気づけば何ヶ月も顔を出していない。

子どもが生まれた時、あんなに喜んでくれた義父母。初孫だったこともあって、私は“皆勤賞”レベルで週1〜2回は子どもの顔を見せに行っていたのに。
それが、今では「どう声をかけたらいいのか…」と悩む日々。

思い切って、義両親に手紙を書きました。
正直、勇気がいりました。でも、その手紙が功を奏したのか──なんと義父が動いてくれたのです。

兄弟たちとは今も連絡を取っていないようですが、それでも一歩を踏み出してくれた。
その姿を見て、胸がいっぱいになりました。
あの時、諦めなくて本当によかった。

そして、ついに——
堂々とハウスメーカーとの打ち合わせに行ける日が来ました!


私がこの“狭小平屋”に求めた3つの条件

これをすべて飲んでくれたのが、あの優しい営業マンのいるハウスメーカーリバティホームです。

1️⃣ 平屋建て(23坪)
 この広さで平屋にしましたなと今更ながらに思いますが。
 階段で上がってまで掃除をしないであろう私は掃除ロボが大活躍できるよう、
 段差も家具もなしのすっきり構造に!

2️⃣ 床暖房+しっかり断熱
 暑さには強いけど、寒さには激弱。
 冬になると動けなくなるタイプです(もはや冬眠希望)。
 だからこそ、床暖房と断熱は絶対条件でした。
 これ大正解でした!うちの冬は沖縄と言われています(笑)半袖短パンいけます。
 光熱費も引越し前の6畳+4.5畳で使っていた光熱費よりもおそらく安いです!

3️⃣ 家具は一切置かない!
 全部“大工さんの造作家具”で統一。
 しかも「追加料金いりません」の神プラン✨
 家が建った後に木材が高騰したので、あの時の決断は奇跡だったかもしれません。

そこから始まったのが、私の造作家具設計もどき生活
住宅雑誌を抱えてコーディネーターさんの前で「ここをこうして…!」とプレゼンする毎日。
コーディネーターさん絶対あの時の私が入ってくる姿を見て「また何か持ってる」と思ったはず(笑)
この期間が人生で一番輝いていたかも!
その時の気持ちが忘れられずに、その後私は建築関係の学校へ行ったり、資格をとったりと
確実に人生が変わった出来事だったと思います。

この3つの条件のおかげで、今では狭小住宅とは思えないほど広々と暮らせています。

次回は、そんな“こだわりの造作家具たち”をじっくり紹介します!